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ステップファザー・ステップ [和書・翻訳書を読む]

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/07/13
  • メディア: 文庫
巨額の遺産を相続した若い独身女性の家に侵入してみると、なぜかどの部屋のなかも鏡だらけ。意外な結末が待ち受ける「ステップファザー・ステップ」など、すばらしい着想と軽妙なユーモアに彩られた傑作7編。(Amazonより抜粋)
宮部みゆき作品は、そういえば、初めてです。映像化されたものは観たことがありますが。

連続ドラマ放映中にその原作を読んだのも、たぶん初めてだと思います。連続ドラマは第一回があまり面白いと思わなかったのでその後しばらく観なかったのですが、先週か先々週にたまたま観たらまあまあ面白かったので、それまで録画してあったのを観てみました。その後、原作とは設定が全然違い、そして原作は面白いと聞いたので、読んでみることに。

というわけで感想は...確かに面白いですね!宮部作品はけっこう堅いイメージがあったのですが、サラッとした面白さです。日本版『悪童日記』と言ったらちょっと変ですが、そこは双子つながりということで許してください。双子が2人で1人みたいな感じになっているところで、『悪童日記』を思い出したのです。

ドラマのキャラクターは、肩の力が抜けてる伊東四朗さん演じる「親父」以外は、みんなイメージが違いますね。特に双子は中学生の設定のままにすれば良かったと思います。また、テレビ化するにあたって脚本もずいぶん変更されていますが、そのためにせっかくの「サラッと感」がなくなってしまったのが残念です。

うーん、続きが気になりますね。ぜひぜひ単行本化されてほしい。ただし、設定がけっこう変わってしまったので、今後の映像化は微妙なところですね。

タグ:ドラマ原作
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