ある男 [和書・翻訳書を読む]
彼女の夫は「大祐」ではなかった。夫であったはずの男は、まったく違う人物であった…。平成の終わりに世に問う、衝撃の長編小説。(Amazonより抜粋)戸籍の交換という題材は面白かったのですが、ちょっと余計な設定が多かった印象です。「自分のことを簡単にステレオタイプで話してほしくない」と言いやすいように、カテゴリー付けしやすい設定を盛ったのがちょっともったいなかったですね。
自分が悪いことしたわけではないのに、家族が原因で戸籍を変えたりコソコソ生きる人生っていったいどんな感じなんだろうと考えさせられました。
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