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公爵令嬢の嗜み 1 ~ 8 [和書・翻訳書を読む]

公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)

公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2015/11/10
  • メディア: Kindle版
公爵令嬢の嗜み2 (カドカワBOOKS)

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/04/09
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「これって乙女ゲームのエンディングシーン?」前世の記憶が蘇ったのは、床に押さえつけられた悪役令嬢(私)が婚約者だった王子に婚約破棄をされる場面…ってこの場面、すでに私にとってのバッドエンドを迎えてる!?なんとかその場を切り抜けて、父である公爵との交渉の末、領地の経営を任されることになった私こと、令嬢アイリス。前世の知識を使って、商会に始まり銀行や学校の設立に奔走するワーキングお嬢様の物語、ここに開幕―。(Amazonより抜粋)
最近よく読む「小説家になろう」で投稿され、本になった作品です。1日で8巻まで一気に読みました。

「乙女ゲームのエンディングシーン」となっていますが、その設定がいきる事はありませんでしたね。ここで読んだ作品は、日本からの転生、そして前世の知識をいかして活躍、という作品がほとんどで、何らかのテンプレートがあるようなのですが、序章でバッドエンドを回避した以外はほとんど意味のない設定だったので、そこは抜かしてもよかったんじゃないかと思います。

ただ、税務のプロがその知識で領地を改革する設定は面白いです。主人公の周りにいるのが優秀な人たちで、その中でも主人公の能力が突出しているのもテンプレート通りなのですが、『本好きの下剋上』のような趣味の話ではなく、上に立つものとしての実務能力、そして天性の才能がいかされる設定は面白かったです。

ただ、後半の、お母さんの物語はいらなかったかな。ここまでくると、転生とかじゃなくて、単に「型にはまらない家族」にしか見えないです。

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