生き直し [和書・翻訳書を読む]
一度のミスが命取り。発言には細心の注意を払い、自分の居場所を確保するのに汲々とする―これは小学校児童の話である。優等生の相原真帆は、良かれと思って取り組んだことが、まさかの結果となり、一気に侮蔑の対象へと転落する。周囲に踏みつけにされるつらい日々に、真帆は転校するしかなくなってしまう。新たなクラスでも“階級”の中でもがく真帆。勇気を奮って彼女が選び取ったポジションとは…。「傍観者」の罪もあぶり出す、問題作にして著者渾身の一作。 (Amazonより抜粋)こんな時期に読む本ではない!!!
気分落ちる...。
Amazonで2つしかないレビューの両方で使われている「ドロドロ」という表現しか浮かんでこない作品ですね。学生時代には、知らないところでは多少なりともあったんだろうとは思いますが、こういう明らかな嫌がらせもしくは暴力行為を受けたことも目撃したこともありません。なので、その描写は不快感でしかないのですが、いろいろ考えさせられます。学生時代だけでなく、その後の人生にまで大きく影響してしまうのが悲しすぎます。あと、立場が簡単に入れ替わるのも怖いですね。
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