なつのゆうばえ [和書・翻訳書を読む]
山内の地を四分して統治する四家がひとつ、南家。その当主の娘として生まれた夕蝉は、宗家の若宮に輿入れし皇后となるべく、幼少から厳しい教育をほどこされてきた。しかし、対面した若宮には威厳が感じられず、さらには権力争いによって両親までも喪ってしまい――。第1巻「烏に単は似合わない」以前、あの主要人物の過去が掘り下げられる。 (Amazonより抜粋)『ふゆのことら』に続く外伝。『ふゆのことら』とまったく同じ感想なのですが、外伝、しかも短い話が続いていて、面白いかどうかよりも、単純に飽きてしまいました。早く本編が読みたいですね。
つまずきやすい日本語 [言語観を知る]
言葉の本質をつかめば、コミュニケーションが楽しくなる! 誰もが経験する「会話の行き違い」。なぜそうなるのか? 日本でいちばん言葉を偏愛し、観察を続ける辞書編纂者が、豊富な実例をもとに原因と対処法を考える。歴史や語源など、言葉の根っこを学びながら「言葉との付き合い方」を身に付ける、知的で実践的な日本語入門! (Amazonより抜粋)Kindle Unlimitedで読む。『三省堂国語辞典』編集者の人の本ですが、専門が日本語学なので、そちらの色が強くて面白かったです。去年、翻訳のイベントでこの著者の講演を聞いた時も、他のものよりも面白いと感じたのは、やはり言語学畑の方だからなのですね...。