きらきら眼鏡 [和書・翻訳書を読む]
愛猫を亡くしてうちひしがれていた立花明海は古本屋で一冊の本を買った。中には「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっていて、自分が心を打たれたフレーズに傍線が引かれていた。気になった明海は思い切ってあかねにメールをすると、会うことになった。あかねは年上の明るい女性で、日常の物事を幸福に捉える「幸せの天才」だった。だが、あかねには病に伏し、余命宣告を受けている恋人がいて―。 (Amazonより抜粋)この著者の作品は初めて読みましたが、よかったです。昨日の本も大事な人がいなくなる話で、読んだあとの感覚も似てるような気がしますが、飽きずに最後まで楽しめました...ま、実際に読んだ順番は異なり、この2冊の間に『ウツボカズラの甘い息』を読んでいたので、気持ちをリセットするにはちょうど良かったです。