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レディローズは平民になりたい [和書・翻訳書を読む]

レディローズは平民になりたい (角川ビーンズ文庫)

レディローズは平民になりたい (角川ビーンズ文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/01/28
  • メディア: Kindle版
「今日この時をもって貴様との婚約を破棄する」「はい!喜んで!!」前世でプレイしていた乙女ゲーム『救国のレディローズ』そのままの世界に転生した私・フェリシア。堅苦しいお妃様になるなんて絶対イヤ!これで目標の平民になれる…と思ったのも束の間、王子のお兄様やら元義理の弟やら、かつての攻略キャラ達から追いかけられる日々が始まり…?完璧令嬢・フェリシアのお妃様ルート脱出ストーリー! (Amazonより抜粋)
またもや、「小説家になろう」で投稿され、本になった作品です。

このシリーズの後、「悪役令嬢の視点から描く続編」も読んだのですが、一度終わった作品の、違う(しかもほとんど接点がなかった)視点の作品だったので、途中しばらく読むのが止まっていました。まあまあ面白いとは思うのですが、なんだか最後があっさりしすぎていましたね。

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公爵令嬢の嗜み 1 ~ 8 [和書・翻訳書を読む]

公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)

公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2015/11/10
  • メディア: Kindle版
公爵令嬢の嗜み2 (カドカワBOOKS)

公爵令嬢の嗜み2 (カドカワBOOKS)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/04/09
  • メディア: Kindle版
「これって乙女ゲームのエンディングシーン?」前世の記憶が蘇ったのは、床に押さえつけられた悪役令嬢(私)が婚約者だった王子に婚約破棄をされる場面…ってこの場面、すでに私にとってのバッドエンドを迎えてる!?なんとかその場を切り抜けて、父である公爵との交渉の末、領地の経営を任されることになった私こと、令嬢アイリス。前世の知識を使って、商会に始まり銀行や学校の設立に奔走するワーキングお嬢様の物語、ここに開幕―。(Amazonより抜粋)
最近よく読む「小説家になろう」で投稿され、本になった作品です。1日で8巻まで一気に読みました。

「乙女ゲームのエンディングシーン」となっていますが、その設定がいきる事はありませんでしたね。ここで読んだ作品は、日本からの転生、そして前世の知識をいかして活躍、という作品がほとんどで、何らかのテンプレートがあるようなのですが、序章でバッドエンドを回避した以外はほとんど意味のない設定だったので、そこは抜かしてもよかったんじゃないかと思います。

ただ、税務のプロがその知識で領地を改革する設定は面白いです。主人公の周りにいるのが優秀な人たちで、その中でも主人公の能力が突出しているのもテンプレート通りなのですが、『本好きの下剋上』のような趣味の話ではなく、上に立つものとしての実務能力、そして天性の才能がいかされる設定は面白かったです。

ただ、後半の、お母さんの物語はいらなかったかな。ここまでくると、転生とかじゃなくて、単に「型にはまらない家族」にしか見えないです。

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本好きの下剋上 第五部 I [和書・翻訳書を読む]

フェルディナンドが旅立ったエーレンフェストの冬は重い。騒乱を好む「混沌の女神」のようなゲオルギーネに関する密告があったことで粛清が早められた。(Amazonより抜粋)
本好きの下剋上 第四部 VIII & IX』の続編、新章です。

前回が四部の締めで面白かった分、新しい章はアッサリ終わった感がありました。もしかしたら主人公が味わっている「何かが足りない」感なのかもしれません。いずれにしても、相変わらず面白く、新しく追加されたショートストーリーもいいですね。特に私のように記録力のない読者には、『八咫烏シリーズ』のように外伝ばかり単品で出てしまうよりも、キャラクターに親近感がもてます。

Web版も含めて、めずらしく何度か読み直してるのですが、読むたびに新たな発見があって楽しいです。

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