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警視の休暇 [洋書を読む]

A Share in Death (Duncan Kincaid/Gemma James Novels)

A Share in Death (Duncan Kincaid/Gemma James Novels)

  • 作者: Deborah Crombie
  • 出版社/メーカー: Avon
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: マスマーケット
警視の休暇 (講談社文庫)

警視の休暇 (講談社文庫)

  • 作者: デボラ・D. クロンビー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/03
  • メディア: 文庫
ロンドン警視庁のエリート警視ダンカン・キンケイドは、遅めの夏休みを楽しむべく車を走らせていた。しかし彼を待ち受けていたのは、絵本のように美しい景色とは似合わない、忌わしい事件だった。ホテルの副支配人の感電死を皮切りに第二、第三の殺人が。犯人は宿泊客のひとりなのか?だとしたら誰―。(Amazonより抜粋)

私はおもしろいと思った映画とかドラマとかは何度も見直しますが、本の場合は読んでいる途中か読んだ直後に良かった場面を見直すぐらいで、同じ本を最初から読み直すことはほとんどありません。でも、英語の勉強を兼ねて洋書を読むようになってから、昔読んだ本でおもしろかったものも原書で読み直すことにしています。新しい本と昔読んだ本の割合は、半々ぐらいでしょうか。でも、昔読んだ小説は面白かったかどうかだけ覚えていて内容を忘れていることが多いので、読み直しているという気分にはあまりなりませんね。

そして、この本は、今まで出ているシリーズを全部読んでいます。最初に読んだときはものすごいおもしろいと思って、そのあとのシリーズも全部読みましたが、今回英語で読んだらそれ程おもしろさを感じず、最後の最後まで、途中でやめようかどうか迷いながら読みました。好みが変わったのでしょうか。それとも翻訳のおかげで作品が面白く思えたのでしょうか。いずれにしろ、英語版を読むまで話の内容をすっかり忘れていたので確認はできません。

他の人の感想を読むと、テキサス州在住のアメリカ人がイギリスが舞台になっている話を書いていることを不満に思っている人もいましたが、私はイギリスに行ったことないし、そもそもそういう細かいところは気にしない性格なので特に問題はありませんでした。でも、推理小説なのに、恋愛や事件に直接関係ない人間関係にけっこう焦点があたっているので、ミステリー好きには物足りないかもしれませんね。

 


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