旺華国後宮の薬師 7 [和書・翻訳書を読む]
至高の『おいしい薬』を……永久に。薬師か皇后、英鈴が決心した道は――?(Amazonより抜粋)『旺華国後宮の薬師 6』の続編。前巻の感想で「次巻から主人公の環境も変わるようで、今後も楽しみ」と書いていましたが、なんとこれで完結とは!単なる処方ではなくて、「おいしい薬」をテーマとしててこれからも面白くなると思っていたので少々残念です。
海が見える家 [和書・翻訳書を読む]
のこされたのは、丘の上の海が見える家。苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!(Amazonより抜粋)Kindle Unlimitedで読む。感想を書くのをサボっていましたのでまたまた連続投稿となりますが、この作品は面白かったです。無料だったのでお得感満載です。
仲が良い親子も多いと思いますが、私はちょっと距離を置くタイプなので、ちょっと考えさせられました。自分の知らなかった家族の生き方を死後に知るのは果たして幸せなのか不幸なのか。
鎌倉ごちそう迷路 [和書・翻訳書を読む]
いつか特別な存在になりたいと思っていた――。鎌倉でひとり暮らしを始めて3年、デザイン会社を半ばリストラ状態で退職した竹林潤香は、26歳のおひとりさま女子。無職の自由時間を使って鎌倉の町を散策してみるが、まだ何者にもなれていない中途半端な自分に嫌気が差し、実家の母の干渉や友人の活躍にも心乱される日々…。そんな彼女を救ったのは古民家カフェ「かまくら大仏」と、そこに出入りする謎の料理人・鎌田倉頼――略して“鎌倉”さんだった。(Amazonより抜粋)Kindle Unlimitedで読む。あまり共感が持てない主人公でしたが、それが狙い?と思うような内容でしたね。続編が楽しみというほどではありませんが、無料で読んだのもあり十分楽しめました。