婚約者は、私の妹に恋をする 1~3 [和書・翻訳書を読む]
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私の可愛い妹を見つめる、私の婚約者。出逢った瞬間恋に落ちていく二人を見たとき、私は既視感に襲われた。ああ、またか。かつての人生でも、婚約者は私の妹に恋をした。私はその光景を、ただ成す術もなく見つめるだけだった。――どうして、私だけが同じ時を繰り返すのだろう。抗いきれぬ運命。巡る時の中で、それでも私は彼を好きになる……。（Amazonより抜粋）「小説家になろう」サイトの作品で、死ぬとある時点から人生をやり直し、また失敗して死んで最初からやり直す...というのが続くお約束な内容だったのですが、なぜか惹かれて小説版を最後まで読んでしまいました。大きく捻りのある物語ではないので、読み始めたらすぐに読み終わってしまったのですが、これまたお約束のハッピーエンドでもけっこう満足できました。
十三歳の誕生日、皇后になりました。9 [和書・翻訳書を読む]
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叉羅国の内乱勃発の危機を防いだのも束の間、バシュルク国とムラッカ国の停戦会談が始まる。莉杏は両国の仲介役として奔走するも交渉はまったく進まず、ついには両国の間で事件が発生！新たな戦争の火種になりかねない事態を収めるため、莉杏は『わがまま』を言うことに!? 一方、暁月は莉杏の十四歳の誕生日を祝うため、極秘計画を進めていて――。（Amazonより抜粋）『十三歳の誕生日、皇后になりました。8』の続編で、『茉莉花官吏伝』の外伝です。外伝なのに冊数が多く、２つの物語を同時進行で読めて楽しんでいます。両作品ともにヒロインが優秀なのですが、こちらはまだまだ小さい皇后（13歳の割には幼すぎる感じもしますが）が奮闘する物語で、夫婦なのにおままごとみたいな関係が微笑ましくて好きです。しかし、次巻が最終巻と聞いて少し寂しくなりました。
死にゆく者の祈り [和書・翻訳書を読む]
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何故、お前が死刑囚に――。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。それはかつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だった。本当に彼が殺人を犯したのか。若い男女二人を無残に刺殺したのか……。調べれば調べるほど浮かび上がる、不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、果たして教誨師の執念は友の魂を救えるのか。人気沸騰中の“どんでん返しの帝王”による、予測不能・急転直下のタイムリミット・サスペンス！！（Amazonより抜粋）Kindle Unlimitedで読む。この著者を「どんでん返しの帝王」という呼ぶ理由はイマイチ理解できないのですが、この作品はスピード感があって面白かったです。教誨師が出てくる作品もほぼ初めてだったのですが、大変なお仕事ですね。この主人公とは違ってもっと色々な想いを飲み込んでお仕事されてるのかなと思って、意外性を感じて楽しめました。読み放題で面白い作品が読めて大満足です。
