アルケミスト [洋書を読む]
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
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羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。(Amazonより抜粋)
実はこの本、生まれて初めて自分の意思で最初から最後まで読んだ洋書です。英語学校の先生に推薦されて読んだのですが、原作は英語ではなくてポルトガル語なので、他の生徒にはあまり人気がありませんでした。
とにかく英語が優しくて、内容もシンプルでおもしろい、というところが先生が薦めた点だったと思います。私は少し宗教に関する表現が出てきたりすると、何か私には分からないメッセージがこめられているのではないかといつも勘ぐってしまうため、その点がすっきりしませんでした。抽象的な内容もその原因のひとつなのかもしれません。それなりにはまってすぐに読み終えたのですが、読み終わったあとに少し難しくて理解できなかったと先生に感想を述べたら「どこが難しいの?」とあきれられたので、深く考えずに感じたままでいればいいみたいです。
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