ライラの冒険 洋書版 [洋書を読む]
とうとう、日本でも映画公開だそうですね。
ライラの冒険は、私が生まれて初めて英語で読んだ長編小説なので、映画化されると聞いてうれしかった覚えがあります。なんと言っても、この本を最初に読んだおかげで、その後の洋書選択がファンタジー中心になってますからね。
ファンタジーを選ぶ一番大きな理由は、英語と日本語だとイメージがけっこう違ってみえるんです。言葉が違うから仕方のないことですが、それにしても、ファンタジーは元々が完全に作られた世界なので、それを言葉を変えて表現するのは非常に難しいんじゃないかと思います。
と言いつつ、その後フランス語版を買いました。けっこう長いのでまだ読み始めてもいないのですが、同じ本を色々な言葉で読むという経験は面白いんじゃないかと思って買ってみました。
この本は児童文学と位置づけられているそうですが、大人にも評判が高いのには納得です。英語自体もそれなりに読み応えがあって、これを読み終わったあとにナルニアを読んだときには、なんて英語が簡単なんだって思ったほどです。
映画は、以前『ライラの冒険』書きましたが、こっちで公開されてすぐ観にいきました。でも、私は原作を読んでいたので理解できましたが、一緒に行った子にはちょっと難しかったようです。ハリー・ポッターでもそうですが、元々長くて作りこまれている原作をムリヤリ2時間程度の映像に収めるのはムリがありますね。原作のファンが多ければ多いほど、評価は分かれるのではないでしょうか。
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