本好きの下剋上 第五部 VII [和書・翻訳書を読む]
【小説28巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身VII」 (TOブックスラノベ)
|
フェルディナンドの脳裏に、霧のような不安が濃さを増していく。ーー嫌な予感がする。一方、中央への移動準備を続けるローゼマインは冬の支度に追われていた。(Amazonより抜粋)『本好きの下剋上 第五部 VI』の続編。わたしは最近Kindleの予約販売を利用しているので、発売日になると自動的にダウンロードされ、通知がくるようになってるのですが、今回も発売をずっと楽しみにしていたので、通知を受け取ったあと一気に読んでしまいました。今回は、新たに追加された短編が多いですね。
この小説は、ボリュームもかなりありますが、ここから物語が一気に動く、まさに起承転結の「転」にあたる部分だと思います。Web版では早く最後が読みたいとかなりのスピードで読んでいましたが、読み終わってしまうと、もう少しじっくりと読みたかった気持ちになりました。書くほうとしても、本編ではそのスピード感を大事にしたのかもしれませんが、書籍版になって、その時々で起きたできことを同じ巻に短編という形で追加するという構成がまた面白いです。
コメント 0