スタイルズ荘の怪事件 [洋書を読む]
The Mysterious Affair at Styles
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旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、到着早々事件に巻き込まれた。屋敷の女主人が毒殺されたのだ。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。不朽の名探偵の出発点となった著者の記念すべきデビュー作が新訳で登場!(Amazonより抜粋)
実は、アガサクリスティーの作品は一度も読んだことがなかったので、原書で読んでみました。
私は新しい場所に住んだり勤めたりしたとき、一番最初に銀行と本屋の場所を確認します。この土地に住んで既に数年たっているので、定期的に通う本屋は、古本屋や日本の本屋もあわせると少なくても20軒以上はあるかと思います。ちなみに本屋と日本食が買えるお店以外は、どこに何があるのか未だによく分かりません。そんな感じでかなりの出不精なのですが、本を買うためだったらあまり苦もなく遠出ができてしまうので、たまに隣の市にある中国系の本屋に出かけて、中国語を読めもしないのに日本の作家の本を手にして楽しんでいます。
そんなわけで、どこかに行くたびにその近くの本屋に立ち寄るのですが、ある時、しばらくファンタジーが続いたのでミステリーでもと探していて、ふとアガサクリスティーを思い出してシリーズの第一巻目を買いました。最近のミステリーはけっこう複雑だし、過激な描写も多くて英語で読むにはまだまだ抵抗があったので、そういう意味でもこの本は非常によかったです。
この本がけっこうおもしろかったのでシリーズ2作目を買いに色々なお店に行ったのですが、今のところ見つけることができません。Amazon等で買うかお店に予約をすれば簡単に手に入るのですが、そこをあえて探し回るのが楽しかったりもします。
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