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ホーホケキョ となりの山田くん [日本映画・ドラマを楽しむ]

ホーホケキョ となりの山田くん

ホーホケキョ となりの山田くん

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
  • メディア: DVD
日本を代表するアニメーションスタジオ、スタジオジブリが贈る、高畑勲監督の1999年劇場公開作品。原作は朝日新聞に連載のいしいひさいちの4コマ漫画。どこにでもあるような平凡な家族の日常を、どこまでも明るく、あっけらかんと描いている。どこかなつかしく、心がちょっとあたたかくなるホームドラマだ。(Amazonより抜粋)

おとといは雨が降って6月とは思えないほどの寒さだったので、家にこもってたまりにたまった本を読みまくりました。そして昨日は8冊の本を大学まで返しにいき、7冊借りたあと、構内で行われていたブックフェアに立ち寄り、無料のジャーナルを5冊ぐらいもらい、そのあと近所の図書館に寄ってDVDを4本借りてきました。そのため、

自分の荷物は、財布など必要最低限のものしか持ってなかったのに、なんかすごい重たい!!!!!

という状況になってしまいました。はい、いつものパターンです。もう少し計画性がないとダメですね……。

図書館のDVDは、どうも定期的に分館間を移動しているみたいで、前に目をつけていたものがなくなっていて、代わりに別のものが置いてありました。そして、その中に日本のアニメがあったので他のと一緒に借りてきて、英語で観始めたのですが、

10分で日本語に変更。

この映画は4コマ漫画が原作になっているためなのか、英語にしたらその良さが半減というかまったく面白くない。DVD鑑賞は英語の勉強の一環なので一応英語の字幕付きで観ていたのですが、日本特有の言い回しがみんな単純な表現に変わってしまって、なんとも味気なかったです。そのため、日本のアニメが好きでこれを観た外国人がどのぐらい理解できるのか少し興味が出てきました。

というわけで、米国Amazonの評価を見たら、評価人数は少なかったのですが、総合4点以上、と意外と高かったですね。ついでに、ジブリアニメを色々検索していったのですが、意外というかなんというか『ほたるの墓』の反響がすごかったです。

戦争時の日本を美化する必要はありませんが、罪のない子供達までまとめて殺した原爆や空襲は、やっぱり犯罪だと思います。日本の非が何十年たっても論じられるのであればアメリカだって同じように非難されるべきなのに、それが表立ってされない(できない)ことは戦勝国と敗戦国の違いなので仕方がないことだとあきらめるしかないのかもしれません。日本も含めて、どこの国だって都合の悪いことは隠しておきたいですからね。だからせめて敗戦国の立場で、こういう現状もたくさん存在したことを発信できることは大切なことだと思います。

この映画に出てくる『庶民の生活』も、外国人の日本に対するイメージとはかなり異なるかと思います。先日、テレビのフランス語チャンネルで映画をみていたら、その主人公がかなり忍者っぽいんですが、動きが鈍くてめちゃくちゃださかった。でも、アニメ文化が世界に浸透していくことで、こんな日本も存在する(した)ことや、どんなことを好むのか好まないかなどを、先日みたような外国産の映画よりも正確に簡単に伝えられるのです。やっぱりアニメ文化をバカにすることはできません。

 


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