伝わる・揺さぶる 文章を書く [言語観を知る]
お願い、お詫び、議事録、志望理由など、私たちは日々、文章を書いている。どんな小さなメモにも、読み手がいて、目指す結果がある。どうしたら誤解されずに思いを伝え、読み手の気持ちを動かすことができるのだろう?本書では小論文指導のエキスパートが、「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の七つの視点から、よい文章を書くための戦略をアドバイスする。自分の頭で考え、他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、心を揺さぶる表現の技術。(Amazonより抜粋)実はここに書く時にはこの本について全く覚えておらず、Amazonのレビューで絶賛されているのを読んで、どんな内容だったっけってもう一度開いてしまいました。はい、相変わらずの記憶力です。
そんなわけで、世の中との温度差を痛感しつつの感想ですが、仕事でお客様向けの文章を朝から晩まで書いてる人には当たり前だけど、つい忘れてしまいがちなことが書いてありました。自分ができているかというとそういうわけでもないとは思いますが、普段から心がけているかそうでないかで差がついていくと思うので、そこに気づくという点ではいいのかもしれません。ただ、テクニックではなく抽象的な内容だったので、特に印象に残らなかったのだろうと思いました。
名作書き写し文章術 [言語観を知る]
英文法をこわす [言語観を知る]
伝統文法の時代は終わりました。終わるべくして終わったのです。新しい時代はすでに始まっています。(Amazonより抜粋)これもまた言語学チックですね。
Amazonのレビューでは文章がアカデミックで分かりづらいという意見が多かったのですが、対象とする読者と実際に購入する層が異なったのでしょうか。たしかに英語学習者向けのものではないかもしれません。
ところで、この本のせいではなく、単に最近英語関連が続いたので、読んでいる時も同じような内容を別の本で読んだと感じるのですが、実は最近1日に何冊も読むので、ここに書く時は読んだ直後ではなく何冊かまとめて書いているため、どの部分をどの本で読んだのか思い出すだけでも一苦労です。英語関連の本はちょっとお腹いっぱいになってきたというところでしょうかね。