An Introduction to Linguistic Theory and Language Acquisition [言語学・日本語学を学ぶ]
An Introduction to Linguistic Theory and Language Acquisition (Blackwell Textbooks in Linguistics)
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生成文法を使った統語論・意味論の授業を受講したときに薦められた本なのですが、英語が読みやすくて、特に問題なく理解することができたので、関係ない章も全部読んでみました。生成文法における統語論と意味論の基礎と、子供達が第一言語をどのように学習していく過程でそれがどのように適用されるかについて書いてあります。
ただ、私はこの本のように生成文法について詳しく書かれている本を日本語では読んだことがないのであまりよく分かりませんが、それでも日本語でも英語と同じ理論があてはまる、と説明されている部分がなんとなく「こじつけて」いるように感じてしまいます。
英語がそもそも自分の言葉ではないので、英語を使って説明されている言語学は、自分のいる世界とは違うとこにあるように感じてしまうのは否めません。どうしたものかと思っていたのですが、先日、同じ出版社から生成文法を使って日本語を解説している本が出版されているのを見つけたので、時間があるときに読んでみようかと思います。
An Introduction to Japanese Linguistics (Blackwell Textbooks in Linguistics)
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