Three to Tango [海外映画・ドラマを観る]
テレビドラマ『フレンズ』のチャンドラー役だったマシュー・ペリー主演の映画がセールで売っていたので購入しました。
『フレンズ』のチャンドラーでもそういう回がありましたが、この映画はマシュー・ペリーが「ゲイ」と勘違いされるところから話がはじまります。取引先の不倫相手に他の男が近づかないように見張っているように頼まれたり、その不倫相手に恋してしまったり、ゲイという誤解がどんどん広がっていく、というラブ・コメディです。
この映画では、ビジネス・チャンスを物にするためや恋のために誤解を解くのを途中でやめてしまいましたが、本人が「ちがう」と否定しているのに「隠さなくていいよ。問題ないから。」という反応をするのってどうなんですかね。
この土地では他の土地よりもそういう事に対してオープンですが、逆に、ちょっとしたしぐさに「そういう気のある」人や、独身が長かったり恋人がいなかったりする人をすぐにゲイだと言い、私がそれを否定すると「お前はそういう人達を差別している」と言われたりします。でも、そういう事を言い出す人の方のが彼らの権利を認めているようで逆に差別しているように思うのは私だけでしょうか。
私はゲイに対する偏見とか嫌悪感はありませんけど、誰がゲイでそうじゃないかなんて考えた事がないから、そういう勘ぐりをすること自体がすごい不思議なんです。それは「周りにそういう人がいなかったからで、身の回りに実際に起きたら違う」とも言われて、そうなのかなとも思ったのですが、少し前に仲良くなったクラスメートにいきなり言われたあとも、特に何も変わらなかったので、それが理由ではないみたいです。
この映画自体は、ゲイ友達だと信じきって彼に心を開きすぎた取引先の不倫相手の行動に、マシュー・ペリーが振り回される様子がとにかく面白かったです。
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