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変るものと変らぬもの [和書・翻訳書を読む]

変るものと変らぬもの (文春文庫)

変るものと変らぬもの (文春文庫)

  • 作者: 遠藤 周作
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 文庫
ときに女流パチプロの弟子となり、駄ボラで人を煙に巻く。ときに鉢植えの花に話しかけては、人間と植物のコスミックな関係に思いをめぐらす…。移ろいゆく日々をいとおしみながら、いつの時代も変らぬ人間の営みを直視する著者の、時事随想集。もっと住みよく、心のかよう世の中になるようにと、願いをこめた99の感想と提案。(Amazonより抜粋)

著者の父親がこの前の年に亡くなったからなのでしょうか。至るところで死がテーマになっていて、ちょっと不思議な感じがする本でした。

著者がこの本で提案している、高齢者の、高齢者のためのボランティアは今でも続いているのでしょうか。お年寄り、と言っても年代も状況も色々で、自分の両親などを見ていると、まだまだ隠居するにははやいような気がします。この土地で会ったホストファミリーのご両親はみんな、私の親のさらに20歳ぐらい年上だと思いますが、自分の両親なんかとてもじゃないけど及ばないぐらいバイタリティがあって、非常にびっくりしました。

ムリはせず、しかし精力的に動いているほうがより健康的で人生を楽しめると思うので、老後のためにがむしゃらに働いてきたのだ、とか、年金でのんびり、なんて言ってないで、定年退職した方々が、こんな風に、少しでも社会に関わっていけるようになれば素敵だと思います。

 


タグ:和書 感想
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