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翻訳は文化である [言語観を知る]

翻訳は文化である (丸善ライブラリー)

翻訳は文化である (丸善ライブラリー)

  • 作者: 藤岡 啓介
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2000/08
  • メディア: 新書
日本における翻訳はどのようになされてきたのか。翻訳は日本の文化にどのような貢献をしてきたのか。様々な分野で翻訳に取り組んできた人々の仕事をとりあげ、名訳と迷訳、直訳と意訳、翻訳者の条件、機械翻訳の限界などについて語る翻訳文化論。(Amazonより抜粋)

最初の方は面白かったのですが、後ろの方は「翻訳者の条件」等、文化そのものというより職業についての話になってきたのでさらさらっと読んで終わりにしました。

ちょっと強めの文体に、著者の翻訳へのこだわりが見えて面白いなと思いました。翻訳者の実情みたいなものは、わざわざ本にしなくてもそれこそブログ等で色々と知る機会もあるでしょうから、もっと「翻訳者のこだわり」を見たかったなと思います。ただ、翻訳を志していて、翻訳者というものがどういうものなのか知りたいという人にはためになるかもしれません。この本に書いてあることは概ね賛成できますね。

 


タグ:翻訳 和書
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