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その他の外国語 [言語観を知る]

その他の外国語―役に立たない語学のはなし

その他の外国語―役に立たない語学のはなし

  • 作者: 黒田 龍之助
  • 出版社/メーカー: 現代書館
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
「英語がデキない」「英語がコワい」そんなときには“その他”があるさ。外国語はひとつじゃない。「その他の達人」クロダ先生が贈る、主流になれない人のための66の語学コーヒーブレイク。(Amazonより抜粋)

この手の本に書いてある事の大部分はだいたい同じような内容なのですが、異なる細かい部分を見つけるためによく読みます。そして、この本。第三章「海外旅行会話十一の法則」はざっと読んだのですが、残りの章はまあまあ楽しく読ませていただきました。

久しぶりに日本に長期滞在して色々な人と色々な話をしているとき、日本語が中々出てこなくてビックリしています。以前と違って、去年の今頃ぐらいから向こうでも毎日日本語を読んだり話したりしていたので、問題ないと思っていたのですが、結局、向こうで使う日本語(話題)が限られていたので、久しぶりに使う単語が出てこないのです。また、友人や店員さん達の会話のテンポにも中々慣れません。生まれてから数十年使っていた言語ですらこうなのですから、この著者がいうように、完璧主義を目指したり、「何年も勉強しているのに中々上達しなくて」と嘆いたりせずに、文化等も含めて楽しく「その土地の言葉」を学んでいくことが大事なのでしょうね。

あと、日本語が出てこなかったり、会話の途中で英語が出てしまったり笑われるたびに、だから日本人は英語の発音にこだわったり、間違いが怖くて話さなかったりするのかなと思いました。ある言語が話せるからすごいといい、言語の間違いを笑う。語学学校に通っていた時と違って最近そういう「ことば」の評価を他人から受けることが少なくなっていたので、少し懐かしく感じました・・・ってそんなのんきな事を言っていていいのでしょうかね。

 

 


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