子どもとことばの出会い [言語学・日本語学を学ぶ]
How Children Learn Language (Cambridge Approaches to Linguistics)
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靴ひもも結べず、ちゃんと円を描くこともできないような子どもが、数千の語の意味やその発音の仕方を覚え、語を組み合わせて文をつくる術を身につけるという、偉業を成し遂げることができるのはいったいどうしてなのか。子どもの言語獲得のメカニズムを豊富な英語の実例で示す。第二言語習得にも示唆を与える、言語獲得研究の格好の入門書! 言語が獲得できることの不思議さと面白さを存分に伝える名著の翻訳。(Amazonより抜粋)
この著者の別の本がまだ受講していないクラスのテキストに指定されていたので買ってみたのですが、それを読む前に、またまた地元の図書館にこの翻訳本があったために借りてきました。
子どもたちがどのようにことばを獲得していくか、ということで、先日のピンカーの『言語を生みだす本能』とだぶっていた部分もけっこうあったため、そこはザッと読んだためにすぐに読み終わりました。
この本も研究者や学生だけでなく、一般の人にも向けて書かれているため、けっこう読みやすかったです。ただ、言語獲得には言語に関わらず同じような現象が見られるといわれていますが、この本も英語の例ばっかりなので、そろそろ日本語の具体的な例を見てみたいですね。
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