ヘンダーソン夫人の贈り物 [海外映画・ドラマを観る]
第二次大戦直前のロンドン。ヘンダーソン夫人は、閉鎖されていたウィンドミル劇場を買い取る。そこでヘンダーソン夫人は、女性のヌードレビューを見せるという、当時の常識を破った大胆なアイデアを実践!ドイツ軍による爆撃下でも上演は続けられ、女性たちの美しいヌードは、戦地に赴く兵士たちにとってひとときの“贈り物”となった。(Amazonより抜粋)
このご婦人のお茶目な感じがすごくいいですね。彼女は『あるスキャンダルの覚え書き』での怖いイメージが強く残っていたのですが、この映画での彼女は孤独さもお茶目さも世間知らずさも色々みれてよかったです。
上映中に、裸のままで少しも動かない「芸術作品」である女性達。何も話さず、歌わず、ただじっとしているだけ。この時期にこういう「役者」がいたってことがすごいと思いました。しかも、ただ脱げばいいだけではなく、「美しい」ヌードではないとダメというところに、芸術性を感じます。
しかし、遠い海の向こうでは、戦時中でもこんな大胆な衣装やヌードが見れる劇場があったんだなと思うと、少しだけ不思議な感じがします。
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