音声学概説 [言語学・日本語学を学ぶ]
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英語を材料として基礎的な概念の説明を充分に行った上で、一般音声学の詳細を説く。各章末に充実した練習問題と発音練習のセクションを設ける。一般音声学の標準的な教科書として広く読まれている原著第3版の翻訳。(Amazonより抜粋)
なつかしい本第3段。音声学の教科書で使っていた本です。
これは、『Understanding Phonology』と一緒に、初級音声学・音韻論の授業で使われていました。この教科書本来の評価に加え、分かりにくいと評判の『Understanding Phonology』と比較された結果、この教科書はみんな好きだ、好きだと言っていました。
私はこの授業以外に音声学を学んだ事がないのでその世界についてはよく分かりませんが、書いてある内容はわかりやすく、さらにCD-ROMで各IPAの発音について確認できたところが非常によかったです。しかし、日本語にない音は、何度聞いてもその違いが全然わかりません……ここまでわからないのは私だけなのでしょうか。
最初に分かりやすいものを読まないと中々興味が続かないと思うので、はじめての人はこの本を読んでみるといいのではないかと思います。
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