ジャッジ [日本映画・ドラマを楽しむ]
妻夫木聡と北川景子の共演で華やかな広告業界の裏側を描くコメディ。広告代理店・現通で働く太田喜一郎は、身勝手な上司・大滝から、サンタモニカ広告祭の審査員役を押し付けられ…。(Amazonより抜粋)出演臭から考えると妻夫木さんの作品はあまり観ていないと思いますが、このような頼りない役が本当にあってますね。さすがのびた君。
実際のコンクールも、こんな風に不正がまかり通っていたり、不正をしようとする人はいるんでしょうね。メッセージ自体は「自分が美味しいと思うものを美味しいと、良いと思うものを良いと言うべき」ってずいぶんシンプルなんですけど、とにかく前半に笑えるシーンが多くて面白かっただけでなく、それがすべて伏線になっているのが良かったです。
だめクリエーターだけどズルができない主人公が、裏工作で勝ち上がった「ちくわ」コマーシャルをルール違反で失格にする時に「いいものはいい(だからこのCMはダメ)」ってつぶやいた所と「審査員は審査されている」って言ってるところが好きですね。この数日間で大きく成長し、その後素晴らしいCMを作っていけるようになるのか、それともダメなままなのか、ちょっとみてみたいなと思いました。
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