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ザリガニの鳴くところ [和書・翻訳書を読む]

ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/03/05
  • メディア: Kindle版
ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。(Amazonより抜粋)
最初から最後まで、主人公が犯人なんだろうなとぼんやりと考えながら読んでいました。動物行動学の博士号を取得した著者らしく、全体としては、ミステリーというより、自然描写が美しく、恵まれない少女の一生が描かれた小説で面白かったです。

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