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日本語はこわくない [言語観を知る]

日本語はこわくない

日本語はこわくない

  • 作者: 飯間 浩明
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2021/11/23
  • メディア: Kindle版
「おざなり」「なおざり」はどう違う? 「よろしかったでしょうか」は間違い? ふとした瞬間、「あれ、この日本語の使い方で合ってる?」と頭によぎり、うまく言葉が出てこなかった経験があなたにもあるのではないでしょうか。本書は、『三省堂国語辞典』の編集委員が、そんな日常でよく使われる日本語の疑問に答えた1冊です。「『普通においしい』って、どんな意味?」「『こんにちわ』か? 『こんにちは』か?」など、長年の疑問が解消されること請け合いです。「国語辞典を作っている私は、ネット上などでいろいろな質問を受けます。『こういう言い方はOKなのでしょうか』と深く悩んでいる人もいれば、『こういう言い方は許せませんよね?』と息巻く『警察側』らしき人もいます。本書はとてもささやかな本ですが、読み終わる頃には、ピリピリした気持ちがなくなって、『日本語って、そんなに怖くないんだな』と、楽になるかもしれません」(本書「はじめに」より抜粋)(Amazonより抜粋)
日本語の話はいつ読んでも楽しめる。たとえそれが新しい情報ではなくても。

とはいえ、いまSNS等で叩かれがちなのは、言葉の使い方というより、文章構成や言い回しの方が多い印象をうけます。また、ニュース記事として扱われるような記事を書いてる方が、文を書くプロというより、慣れていない人のように感じる単純なミス、たとえば豪快な誤字が見つかったときに叩かれているような印象をうけます。実際、「ら抜き言葉」、「違和感を感じる」などの些細な表現の違いよりも全体の文章が伝えたいメッセージや与える印象、つまり内容の方が大事なので、この著者がいうように「相手の発信に寛容になる」ことが大事だし、実際にそういう人が以前よりも増えてきた(というよりそういう意見が言いやすくなってきた)ように感じます。

SNS上ではなく、普段の会話、特に仕事上ではまだまだ厳しい意見を言う方は多いのかもしれませんが、それも上記のように徐々に変わっていく気がします。

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