What is Meaning?

What is Meaning: Fundamentals of Formal Semantics (Fundamentals of Linguistics) 作者: Paul H. Portner 出版社/メーカー: Wiley-Blackwell 発売日: 2005/02/14 メディア: ペーパーバック

 

以前、意味論の教授に紹介された本がやっと読み終わりました。

意味論は、以前に『Semantics』を読んでいますが、こっちの本の方が分かり易いと思いました。まあ、授業を受けた後に読んだという事もあるかもしれませんが、Logicの方法よりももっと概念の説明が多いので、分かり易く感じるのだと思います。例文があまり出てこないので、英語話者の直感を求められないというのも大きな要点なのかもしれません。図解も多いし。いずれにしても、これは前期に意味論の授業を取る前に読んでいたらよかったのにと思いました。

まあ、まだ意味論の授業は続くので、前期の復習という意味で一度全部読みましたが、習ったもの、そうでないもの、新たに出てきた疑問など、色々確認できたのでよかったです。いまのところ、一番面白いと思うのは数量詞ですかね……固有名詞も含めた名詞句はみんな数量詞句という見方も気になります。

そういえば、去年、統語論と意味論を教わったときに参考図書として指定されていた大学院用のテキストが、その授業を受けているときは難しくて全然分からなかったのですが、この間読みはじめたら、ずいぶん簡単に理解できるようになって少しビックリしました。いやいや、人間成長するものですねぇ。

 

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