本好きの下剋上 シリーズ1~4、外伝

本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～第一部「本がないなら作ればいい！１」 本好きの下剋上（コミック） (コロナ・コミックス) 出版社/メーカー: ＴＯブックス 発売日: 2016/06/01 メディア: Kindle版

本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～第二部「神殿の巫女見習いI」 (TOブックスラノベ) 出版社/メーカー: ＴＯブックス 発売日: 2015/10/01 メディア: Kindle版

幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。 貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして…。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない！目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう！本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー！！（Amazonより抜粋）

Amazonの策略にはまった...。
やっちまった...。

世の中の働き方改革に逆行するように、最近仕事が忙しすぎたので、頭を休ませるために本を読まないようにしていたのですが、疲れすぎて熱を出してしまったので、Amazon Unlimitedで漫画を読み始めました。

名前と、人気があるのは知っていたのですが、特に興味がなかったのでこれまでは手を出してなかったのですが、読み始めたら面白くて、Unlimitedになっていない巻も含め全作制覇。第1シリーズしか漫画になっていないので、そのまま次のシリーズからは小説に移り、結局あまり休まずに週末が終わってしまい、その後もお得意のスキマ時間でKindleで出ている巻を全部読んでしまい、完結してないことを知りガッカリ。

その後、実は無料オンラインで読めることを知って、そのまま読み続けようかと思ったのですが、巻末に載る短編も読みたいので発売まで待って購入しようと決意しました。

値段からすると、何が言いたいのかわからなくて読み直さなければいけない時がたまにあるのがちょっと残念なのですが、物語には勢いを感じます。ただ、貴族院に行ってからは世界が広がってるのに、相変わらず自分勝手な主人公が少し鼻についてきました。元々女子大生なのが死んで転生した子供になった当時は、女子大生の時の自分と転生後の自分の融合が面白かったのでまだ許せたのですが、その後環境が変わっていってるのにいつまでも「本が本が」って、同年代の子たちよりも幼い精神年齢にウンザリする時もチラホラ。次々に流行を作り出していったという部分が落ち着いてきた分、周りを振り回すだけの問題児っぷりだけが目立って、単なるドタバタコメディになってきましたね。