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本好きの下剋上 第五部 XII [和書・翻訳書を読む]

古代の大規模魔術の成功と引き換えに、意識を失ったローゼマイン。フェルディナンドと魔力を繋ぎ、女神に断たれた記憶の海を辿ってゆく。領主の養女として旅立つ以前、兵士の娘だったあの頃。大切に育ててくれた家族、愛してくれた彼ら――。下町の人々との思い出が蘇る。「……みんな……大好き」そして、始まる建領のための忙しい毎日。ユルゲンシュミット初の未成年領主の就任によって、図書館都市アレキサンドリアの歴史が幕を開ける。「皆様に祝福を!」 全てを夢物語では終わらせないビブリア・ファンタジー完結!(Amazonより抜粋)
本好きの下剋上 第五部 XI』の続編。とうとう最終巻です。予約したKindle本が配信されてすぐに読んでしました。

前回終わった場所と、Web版では最後ちょっと駆け足のようにも思えたので、書き下ろしの多さに期待したのですが、期待以上でした。Web版で満足せず買い続けてきたかいがありました。最後だと思うと挿絵が出てくるたびに一度止まってジッと見て、それだけで感動していましたが、巻末にあるカラー口絵が素敵でした。Web版しか読んでない人も最終巻はおススメです。

Web版で何度も最後読みましたが、毎回、フェルディナンドが幸せになれてよかったって温かい気持ちになりました。外伝、Webでは読んでないのですがこちらも楽しみですね。

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