ありふれた祈り [和書・翻訳書を読む]
ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX (集英社文庫)
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再会を果たした勝利とかれんは――。秀人とともに日本に一時帰国した勝利のもとに、かれんが現れる。たがいに想いながら、ぎくしゃくしたやり取りしかできない二人。――私たち、もうダメなの? 試練と波乱の恋の結末は!?(Amazonより抜粋)前巻『地図のない旅』で「やはり何かキッカケがなければ続編は手にしない」と書きましたが、なんと7年ぶりの新刊、そして最終巻ということで結局手にとってしまいました。著者ももう書けなくなったんだろうと思っていたんですが、終わることができたのは良かったと思います。しかし、7年も経ってしまうと、話の内容もあまり思い出せない...と思ったけど意外と覚えていた自分にビックリです。
風呂敷を広げたわりに、なんだかあまったらしい、イイ人ばかりで、結局簡単に許されちゃって、思ったとおりあまりおもしろくなかったです。それなりに苦労してきたはずなのに、主人公2人の精神年齢がどうしても幼く見えますね。
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