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二千七百の夏と冬 [和書・翻訳書を読む]

二千七百の夏と冬(上) (双葉文庫)

二千七百の夏と冬(上) (双葉文庫)

  • 作者: 荻原 浩
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2017/06/15
  • メディア: 文庫
二千七百の夏と冬(下) (双葉文庫)

二千七百の夏と冬(下) (双葉文庫)

  • 作者: 荻原 浩
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2017/06/15
  • メディア: 文庫
ダム建設工事の作業中に、縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。二体はしっかりと手を重ね、互いに顔を向け合った姿であった。三千年近く前、この男女にいったいどんなドラマがあったのか? 新聞記者の佐藤香椰は次第にこの謎にのめりこんでいく――。時代のうねりに翻弄された悠久の愛の物語。(Amazonより抜粋)
この著者の本は、『明日の記憶』から数えて5作目のようです。毎回ちょっと重めのテーマなのですが、今回は、現代と3000年前の話が交錯する、一風変わった着眼点が面白かったです。動物の名前とかが今の呼び方とちょっと違っていたりとかで、上巻はちょっと戸惑いの方が大きくてなかなか進まなかったのですが、後半ぐらいから下巻、そして最後まで一気に読みました。

創作ってわかっていてもこういう物語はワクワクしますね。

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