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機械翻訳:歴史・技術・産業 [言語学・日本語学を学ぶ]

機械翻訳:歴史・技術・産業

機械翻訳:歴史・技術・産業

  • 出版社/メーカー: 森北出版
  • 発売日: 2020/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
近年、大幅な精度向上をとげ、生活に欠かせない技術になった「機械翻訳」(machine translation)。前世紀半ばから研究が続けられてきたその技術は、どう進化してきたのか。機械翻訳の方式にはどのようなものがあり、それぞれどんな特徴があるか。産業としての歩みと、そのキープレーヤーは。翻訳者は機械翻訳とどう付き合うか。精度をどう評価するか。そもそも翻訳とは何なのか――。(Amazonより抜粋)
機械翻訳に関する書籍はこれまで何冊か読みましたが、その中では一番すんなり読めました。機械翻訳については自分でも情報収集を行っているので、それほど新しい情報はありませんでしたが、綺麗にまとまっていて読みやすかったです。

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神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ [和書・翻訳書を読む]

神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ (宝島社文庫)

神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ (宝島社文庫)

  • 作者: 柳瀬 みちる
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2021/06/04
  • メディア: 文庫
神保町の一角で、駆け出しシェフの千晴が開店した喫茶ソウセキ。看板メニューは「漱石カレー」だ。イケメン新人作家として作品も大ヒットした小説家の葉山は、漱石カレーを食べて「漱石のことを何も知らない」と酷評。作り直すよう指示してくる。一方で葉山は、とある作家のことを気に病んでおり、ついには自殺願望を抱き始めるまでに……。不自然なまでに葉山の鬱病が進行していくことに疑問と不安を抱いていた千晴は、漱石カレー改良のために読んでいた『三四郎』をヒントに、真相を突き止め――。さらに、おばあさんが店に忘れていった古書の謎、名店と同じ味がするカレーの謎、そして、千晴の祖父が残した遺産の謎。カレーを作り古書を読みながら、千晴と葉山が美味しいミステリーを作ります。(Amazonより抜粋)
読書メーター」という読書コミュニティサイトを使っているのですが、こちらで献本プレゼントというのに毎回申し込んでいたら少し前にこの本が当たりまして、やっと読むことができました。

そんなわけで、何の前情報もなく手にした本だったのですが、とにかくカレーが作りたく、そして食べたくなります。ただ、ただの喫茶店の話ではなく、漱石などの作家の逸話とつながっているのが面白かったです。機会があったら他の作品も読んでみたいです。

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祈りの幕が下りる時 [和書・翻訳書を読む]

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/09/15
  • メディア: 文庫
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。 (Amazonより抜粋)
加賀恭一郎シリーズ。『麒麟の翼』の続編。シリーズ最終巻かどうかは分かりませんが、シリーズ最大の謎も明らかになり、ひとまず決着が着きましたね。シリーズ作品を一気に読みましたが、被疑者・被害者の人生だけでなく、加賀の人生も深く描かれていたので、読み応えありましたし、面白さも数倍でした。特に日本橋署在籍時の物語の印象が強くて、ずっと日本橋署のイメージが強かったのですが、舞台も色々変わり、飽きがこないですね。

この著者の作品は色々読んでいて、実はこの本も以前読んだようですが(『祈りの幕が下りる時』)、シリーズを読んできたからか感想がずいぶん違っていて面白いです。再読の感想は普段は載せないのですが、せっかくなので載せておこうと思います。それにしても、購入するときにシリーズ作品を所有していないか確認したのですが1冊もなかったので読んでいないと思ったら、図書館から借りてきていたとは思いませんでした...相変わらずの記憶力です。

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