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薬屋のひとりごと 1~9 [和書・翻訳書を読む]

薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫)

  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Kindle版
薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫)

薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫)

  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Kindle版
大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。(Amazonより抜粋)
漫画の方をちょっと読んでみて、面白かったので原作も読んでみました。最近よく読む「小説家になろう」発の小説の中でも、ヨーロッパではなく中国にある架空の王朝や後宮が舞台の話で、非常に面白いです。ただちょっと文章が分かりづらいですね。途中で何を言ってるか分からなくなって読み直すことってあまりないのですが、読み直しても分からないなんてちょっとビックリです。これは逆に漫画を読んで正解を確かめたいレベルです。構想等が面白くても文章にあまり自信がなくてこれまで埋もれていた作品が出てくるのは素晴らしいと思いますが、本にするならきちんとした編集者がほしいです。

あと、1 つの小説で同時期に2種類の漫画が出てるのが謎ですね。

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合唱 岬洋介の帰還 [和書・翻訳書を読む]

合唱 岬洋介の帰還

合唱 岬洋介の帰還

  • 作者: 中山七里
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2020/04/17
  • メディア: Kindle版
12ヵ月連続刊行4冊目は、累計127万部突破の大人気「音楽ミステリー」シリーズ最新刊です! 天才ピアニスト・岬洋介が旧友の危機を救うため、地球の裏側から急遽駆けつける。そして悪徳弁護士や熱血刑事、死体好きな法医学者たちと相まみえ……。(Amazonより抜粋)
さよならドビュッシー』シリーズと思って手にしたら、御子柴礼司や犬養刑事が出てきてビックリしました。音楽の要素が全然なかったし、犯人もこの人しかいないだろうと言うような状態でしたけど、この著者のファンにはうれしい一冊ですね。楽しんでいたらすぐに読み終わってしまいました。

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カインの傲慢 [和書・翻訳書を読む]

カインの傲慢 (角川書店単行本)

カインの傲慢 (角川書店単行本)

  • 作者: 中山 七里
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: Kindle版
雑木林に埋められた少年の遺体からは、臓器が奪われていた。司法解剖と調査により、遺体は中国の貧困層の子供だと分かり――。孤高の刑事・犬養と相棒の高千穂明日香が、中国で急増する臓器売買の闇にメスを入れる!(Amazonより抜粋)
最後がなんとも言えないですね。法律が適していないのなら法を犯すのではなく根本的に変えていくべきですが、人々の死生観は簡単には変えられない。しかし、犯罪者を捕まえるとその取引が地下にもぐり相場も下がり誰も幸せにならないというのも難しい問題ですね。ただ、それを1警察官に負わすのは間違ってるような気がしますが、主人公が今後どうなっていくのかが楽しみです。

ただ、貧困層を助けると言っても、それは一時的な救済にしかならないので、助けてるとは言えないのでは。特に対象者が子供というのがなんとも言えませんね。親が2人ともギャンブルとソシャゲにはまるなんて話いくらでもありそう。そこに付け込む違法ビジネスなんていくらきれいごとを言ってもまっとうな意見とは思えません。

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