SSブログ

ありふれた祈り [和書・翻訳書を読む]

ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX (集英社文庫)

ありふれた祈り おいしいコーヒーのいれ方 Second Season IX (集英社文庫)

  • 作者: 村山 由佳
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/06/19
  • メディア: 文庫
再会を果たした勝利とかれんは――。秀人とともに日本に一時帰国した勝利のもとに、かれんが現れる。たがいに想いながら、ぎくしゃくしたやり取りしかできない二人。――私たち、もうダメなの? 試練と波乱の恋の結末は!?(Amazonより抜粋)
前巻『地図のない旅』で「やはり何かキッカケがなければ続編は手にしない」と書きましたが、なんと7年ぶりの新刊、そして最終巻ということで結局手にとってしまいました。著者ももう書けなくなったんだろうと思っていたんですが、終わることができたのは良かったと思います。しかし、7年も経ってしまうと、話の内容もあまり思い出せない...と思ったけど意外と覚えていた自分にビックリです。

風呂敷を広げたわりに、なんだかあまったらしい、イイ人ばかりで、結局簡単に許されちゃって、思ったとおりあまりおもしろくなかったです。それなりに苦労してきたはずなのに、主人公2人の精神年齢がどうしても幼く見えますね。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

本好きの下剋上 第五部 II [和書・翻訳書を読む]

雪降るアーレンスバッハ城。その執務室で、次期領主の婚約者フェルディナンドはローゼマインの手紙に眉を寄せていた。彼女は王族に呼び出されたばかりか、貴族院の図書館に秘められた地下書庫へ近付こうとしていたのだ。周囲を悩ます「頭の痛い報告書」の数々は貴族院三年生になっても変わらなかった! 不思議な現象を起こした上に、学生達の共同研究に王を巻き込む始末。王の御前だろうと取り繕いゼロ、聖女と持ち上げられるお茶会にはイライラ。我が道を全力で突っ走るローゼマインにレスティラウトから驚愕の提案が! ライデンシャフトの槍を振りかざし、いざディッター勝負、再び開幕!(自身の将来を賭けた嫁取りディッター!?)(Amazonより抜粋)
本好きの下剋上 第五部 I』の続編です。最近忙しくて全然本が読めてなかったのですが、この本は発売後速攻で読んでしまいました。あいかわらずの面白さです。

結局Web版も最後まで読んでしまいましたが、こちらの方が読みやすくて、何か新しい章を読んでいるような気になります。書き下ろしの短編はつい声に出して笑ってしまいました。挿絵も期待どおりだし、言う事はありません。物語はここから一気に進みますが、最後まですでに読んでしまったので、逆にゆっくり進んでほしいです。



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ: