インディペンデンス・デイ [和書・翻訳書を読む]
本好きの下剋上 第四部 VII [和書・翻訳書を読む]
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員VII」
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本好きのお茶会で昏倒したローゼマインはエーレンフェストに強制送還された。下町の面々との再会もあり、神殿での読書三昧に心はうきうき。冬の日々は穏やかに過ぎるように思えたが、聖典から謎の言葉と魔法陣が浮かび、引き籠もり生活は一変!貴族院二年生の終わりに向かって尋問会。聖典検証会議が続く上、見習いの名捧げ問題に直面。初参加の領地対抗戦を観覧中には、ダンケルフェルガーとのディッター勝負へ挑むことになるばかりか、表彰式をテロが強襲!卒業式を前に、ローゼマインはフェルディナンドと共に貴族院の騒乱を止められるのか!?領地間の不穏な緊張感が高まる大人気ビブリア・ファンタジー最新刊! (Amazonより抜粋)これまで発売されているものを一気に読んだ『本好きの下剋上 シリーズ1~4』から3カ月弱、やっと新刊を手にしました。
少し日があいているからなのか、主人公の幼さ自分勝手さがあまり気にならず、「単なるドタバタコメディ」という印象が薄れてきました。巻末の短編も面白いし、次の巻も楽しみです。『八咫烏シリーズ』のように短編だけ出すよりも、このように一緒に入ってるほうが記憶も新しいので、何倍も楽しめますね。
鹿の王 水底の橋 [和書・翻訳書を読む]
黒狼熱大流行の危機が去り、東乎瑠帝国では、次期皇帝争いが勃発。様々な思惑が密かに蠢きはじめているとは知らずオタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医・真那の招きに応じて、恋人ミラルとともに清心教医術の発祥の地・安房那領へと向かう。ホッサルはそこで、清心教医術に秘められた驚くべき歴史を知るが、思いがけぬ成り行きで、次期皇帝争いに巻き込まれていき!?ふたつの医術の対立を軸に、人の命と医療の在り方を描いた傑作エンタテインメント! (Amazonより抜粋)『鹿の王』の続編です。
この本を読む前に前作を読んだおかげで、すんなり入れました。医学的な部分と政治的な部分に焦点があたっていたので、それはそれで面白くてすぐ読み終わってしまいましたが、前作の主人公ヴァン達がまったく出てこなかったのはけっこう残念でした。ヴァン達のその後も書いてほしいですね。