青空と逃げる [和書・翻訳書を読む]
メゾン・ド・ポリス 3~6 [和書・翻訳書を読む]
シェアハウスで暮らす元刑事のおじさんたちと捜査をするハメになった新人刑事の牧野ひより。ある日、公園で爆弾発見の通報が。爆弾は偽物と判明するも、同様の事件が続出する。ひよりは定年間近の警備課係長・梅崎とコンビを組まされた上、デカ魂が再燃したおじさん軍団と合同捜査をすることに。元科警研・藤堂がある臭いに着目して出所に踏み込むと、なんと迫田の息子・保仁が現れて―。異色の警察小説、シリーズ初の長編!(Amazonより抜粋)退職刑事シリーズ。『メゾン・ド・ポリス 2』の続編です。残りの巻を一気に読みました。最初の方はそうでもなかったけど、長編になっていったら徐々に面白くなってきました。ただ、やはりどうしても退職した警官という点になじまずに終わってしまいましたし、最後、事情があるにせよ罪を犯すのもどうかと思ってしまいました...。
十三歳の誕生日、皇后になりました。5 [和書・翻訳書を読む]
後宮のお手紙箱に、新たな『謎』が投函された。真相を探るべく河川の街を訪れた莉杏は、異国の青年が“生贄”にされかけていたところを助ける。実はその青年は、叉羅国のヴァルマ家当主ラーナシュだった!莉杏はラーナシュと交流を図りながら、生贄騒動の真実、そして自ら見つけた新しい問題『民が安心を得るための方法』に暁月と共に向き合うが!?(Amazonより抜粋)『十三歳の誕生日、皇后になりました。』シリーズの続編です。可愛くて素直で賢くで、読んでいて楽しくなります。前巻までの小さな問題も面白かったのですが、今回は治水という1つの大きな問題に取り組んでいたのが、成長が見られて良かったです。結末も、本編『茉莉花官吏伝』と違う良さがあり、これぞ皇后の役割という感じなのがいいですね。