鳳は北天に舞う/臥竜は漠北に起つ/比翼は万里を翔る [和書・翻訳書を読む]
命からがら帰京した遊圭。婚約者の明々と再会できたら、待望の祝言を、と思いきや。遊圭を裏切り窮地に陥れた王慈仙の裁判が始まり、彼は罪状を全て否認。歯がゆい展開に加え、今度は後宮で大事件が。遊圭の恩人・蔡才人がある禁忌を犯し、立場が危うくなったのだ。彼女を支えるため、明々は後宮に滞まることに。一方遊圭は、蔡才人の叔父の蔡大官から、戦火の続く西域へ同行してほしいと懇願され…。(Amazonより抜粋)最後の3巻は一気に読んでしまいました。いま出版されているのが10巻なだけで物語はもっと続くと思っていたので、最後ちょっと残念です。特に主人公はまだまだ若いので、終わった時最初に、もっと先の話を読みたいと思いました。ただ、本編完結とあったので、外伝や、次シリーズを楽しみにしています。遊圭と玄月の付かず離れずの関係が好きでした。