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本好きの下剋上 第五部 VI [和書・翻訳書を読む]

「婚約を解消し、王の養女になる」エーレンフェストに帰還したローゼマインの報告は領主一族に混乱をもたらす。だが、決定は覆らない。中央に移動するまでに与えられた期間は1年。神殿や印刷業務などの引き継ぎ、そのための最高品質の魔紙作りなど、着々と準備が進められていくのだった。移りゆく時に翻弄される母と子、側近達、下町の面々――同行する者と残る者。それぞれの選択が未来の扉を開く!(Amazonより抜粋)
前作『本好きの下剋上 第五部 V』の続きですが、相変わらずの面白さで、発売後一気に読んでしまいました。加筆修正された本編だけでなく、新たに追加された短編がまた面白い!!

この小説は全体的に非常に面白い、よく練られた物語だと思いますが、この巻には、その中でも特に好きなシーンがいくつか入っています。特に、貴族としての母エルヴィーラの強い愛情は、何度読んでも感動しますね。実の家族だけでなく、貴族としての実家族、養女として迎えられた家族、それぞれと強い絆で結ばれているのが素敵な物語だと思います。あと、ハルトムートの優秀なんだけど狂信的な部分が本当にぶっ飛んでいて面白いです。

次巻から最終巻までの怒涛の展開、楽しみです。
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