後宮の烏 1 ~ 3 [和書・翻訳書を読む]
後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという―。時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の許を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。 (Amazonより抜粋)セールの時に3巻全部購入してから読み始め、最初のころは失敗したかなと思ったのですが、1巻の後半ぐらいから面白くなりました。烏つながりで、阿部智里さんの「八咫烏シリーズ」とつい比べてしまったのが原因かなと思いますが、この世界観に慣れてくるにしたがって楽しめるようになりました。
孤独を求められてもね、さすがに無理でしょう。代替わりによって周りが変わっていく様子が楽しいです。続編も期待します。