女王陛下と呼ばないで 1&2 [和書・翻訳書を読む]
女王陛下と呼ばないで いばらの玉座【電子特典付き】 (角川ビーンズ文庫)
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リンドール国王の孫娘の私・フランチェスカはひきこもり。ある日突然女王候補に選出され、有能すぎる王様候補の貴公子達――俺様なスチュアート、頭脳派のシアン、クールな騎士・アーヴィンと王位を争うことに!?(Amazonより抜粋)最近この手の本が続いていますが、今回も面白かったです。引きこもりとは思えないほど堂々としていますが、チェスなど、引きこもりの最中に会得したものが活用されていて面白かったです。2巻で終わりなのかな?続編も読んでみたいです。
本好きの下剋上 第五部 V [和書・翻訳書を読む]
【小説26巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身V」 (TOブックスラノベ)
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緑萌ゆる春。ローゼマインは領主会議に呼ばれた。星結びの儀式で神殿長役を務め、地下書庫では書写とお喋りに癒される。ところが、次期ツェント候補を巡る動きが活発化したことで、ローゼマインはフェルディナンドの連座回避を目指すことに。王族に強要されたのは、森の中の「祠巡り」。そこで触れる世界の深淵ーー祠に並ぶ神々の像、貴色の石板、謎の言葉、巨大な魔法陣。グリトリスハイトを手に入れたい王族に立ち向かう中、ついに迎える王子との前哨戦。いざ、交渉へ! 平民育ちの商人聖女が見せる秘策とは!? (Amazonより抜粋)前作『本好きの下剋上 第五部 IV』の続きですが、相変わらずの面白さですね。加筆修正により本編が読みやすくなってるだけでなく、新たに追加された短編により肉付けされてさらにパワーアップしています。
今回はちょっと王族のろくでもなさが描かれていますが、人の上に立つ器じゃなく、この混乱を生んだ張本人一家って感じで面白いですね。Web版を読んでいなくても、「下剋上」っていうタイトルから最後どうなるか想像できると思いますが、もうちょっと手ごわい敵でもよかったかも。
今日は心のおそうじ日和 2 [和書・翻訳書を読む]
今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私 (メディアワークス文庫)
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大作家の住み込み家政婦となった私。それは思いもしない安らかな日々を与えてくれた。けれどその生活は突然終わりを告げる。若い女性が弟子入り志願してきたのだ。彼女はたちまち先生の心を掴んでしまう。居場所を失ったかのように感じる私には、見合い話が持ち込まれ……。(Amazonより抜粋)『今日は心のおそうじ日和』に続き2作目。お邪魔虫の役どころに捻りがなく、逆に出来過ぎな娘でリアリティがちょっとないのですが、続きが楽しみになる程度には面白かったです。