失踪当時の服装は [和書・翻訳書を読む]
1950年3月。カレッジの一年生、ローウェルが失踪した。彼女は成績優秀な学生でうわついた噂もなかった。地元の警察署長フォードが捜索にあたるが、姿を消さねばならない理由もわからない。事故か?他殺か?自殺か? 雲をつかむような事件を、地道な聞き込みと推理・尋問で見事に解き明かしていく。巨匠が捜査の実態をこの上なくリアルに描いた警察小説の里程標的傑作!(Amazonより抜粋)小説自体が古いのと、捜査方法も古いので、最初ちょっと退屈だったのですが、徐々に面白くなり、最後突然終わってしまったぐらい面白かったです。こういうのもたまにはいいですね。
生き直し [和書・翻訳書を読む]
一度のミスが命取り。発言には細心の注意を払い、自分の居場所を確保するのに汲々とする―これは小学校児童の話である。優等生の相原真帆は、良かれと思って取り組んだことが、まさかの結果となり、一気に侮蔑の対象へと転落する。周囲に踏みつけにされるつらい日々に、真帆は転校するしかなくなってしまう。新たなクラスでも“階級”の中でもがく真帆。勇気を奮って彼女が選び取ったポジションとは…。「傍観者」の罪もあぶり出す、問題作にして著者渾身の一作。 (Amazonより抜粋)こんな時期に読む本ではない!!!
気分落ちる...。
Amazonで2つしかないレビューの両方で使われている「ドロドロ」という表現しか浮かんでこない作品ですね。学生時代には、知らないところでは多少なりともあったんだろうとは思いますが、こういう明らかな嫌がらせもしくは暴力行為を受けたことも目撃したこともありません。なので、その描写は不快感でしかないのですが、いろいろ考えさせられます。学生時代だけでなく、その後の人生にまで大きく影響してしまうのが悲しすぎます。あと、立場が簡単に入れ替わるのも怖いですね。
幸せは白いTシャツ [和書・翻訳書を読む]
「私の手もとには、現在だけがあるのです」20歳の夏。彼女は一人でオートバイに乗って日本中を旅する。ひと夏の経験、というようなものではなく、少なくとも1年、できれば2年かけて日本の隅々まで経験したいのだ。そして彼女の両親もまた、それぞれの道を歩もうとしている。家族でありながら、誰もがまぎれもない一人の個人として離れて行き、祝福しあい、時々は連絡を取り合う。その状態を彼女は「幸せ」と呼ぶ。(Amazonより抜粋)Amazonの評価が高かったのと、値引きが安かったので、中身を何も調べずに購入したのですが、女の子がオートバイで旅してるだけであまり興味がわかず、しかも大量の写真が続いて、お得感も特になかったです。
短い作品だったのですが、なかなか読み進まず、一か月近くかかってしまいました。残念。