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楽園の烏 [和書・翻訳書を読む]

楽園の烏 (文春e-book)

楽園の烏 (文春e-book)

  • 作者: 阿部 智里
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/09/03
  • メディア: Kindle版
「この山を売ってはならない理由が分かるまで、売ってはいけない」資産家である養父の奇妙な遺言とともに、ある「山」の権利を相続した安原はじめ。その途端、彼のもとに「山を売ってほしい」という依頼が次々と舞い込み始める。この山には一体、何が隠されているのか? その答えを知っていると囁く美女に誘われ、山の内部に入ったはじめは、そこで信じられないものを目にする――。(Amazonより抜粋)
弥栄の烏』で第一部が終わってから延々と外伝が続き、もう二部はないんだろうと思っていた「八咫烏シリーズ」がとうとう出ましたね。物語の中で年月がずいぶん経ってしまったのがちょっとガッカリで、話に全然入っていけなかったのですが、終盤で一気に次巻が楽しみになりました。外伝を読んでるときにすでに内容の大部分を忘れてしまったので、やはりここで一通り読み直したいですね。

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アルルカンと道化師 [和書・翻訳書を読む]

半沢直樹 アルルカンと道化師

半沢直樹 アルルカンと道化師

  • 作者: 池井戸潤
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/09/17
  • メディア: Kindle版
東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。(Amazonより抜粋)
なかなか面白いですね。わたしも仕事では誠実でいることが一番強いと思っていますが、自分に降りかかってくる火の粉を払うためにアレコレ動くのはあまり得意ではないので、こういう世界では一瞬で終わってしまうような気がします。そんな世界の物語ではありますが、それでも誠実さが前面に出て、最終的に「正義が勝つ」このシリーズは、結末が分かっていてもいつもガッツリ楽しめます。

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ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~ [和書・翻訳書を読む]

ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。(Amazonより抜粋)
新シリーズ「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」の続編です。安定した面白さですね。娘の扉子は、今回は全然活躍していませんでしたが、これから変わっていくのでしょうか。楽しみですね。

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