いのちの停車場 [和書・翻訳書を読む]
東京の救命救急センターで働いていた、62歳の医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療医になる。「命を助ける」現場で戦ってきた咲和子にとって、「命を送る」現場は戸惑う事ばかり。老老介護、四肢麻痺のIT社長、6歳の小児癌の少女…現場での様々な涙や喜びを通して咲和子は在宅医療を学んでいく。(Amazonより抜粋)Kindle Unlimitedで読む。最後の2章が良かったです。映画になったことを知らずに無料というだけで選んだので、非常に得した気分です。お医者さんによる小説なのですね。終末期医療は、そのテーマだけで考えさせられることも多いですが、1章目から色々な患者さんが出てきて面白かったです。