ラスプーチンの庭 [和書・翻訳書を読む]
中学生の娘・沙耶香を病院に見舞った警視庁捜査一課の犬養隼人は、沙耶香の友人の庄野祐樹という少年を知る。長い闘病生活を送っていた祐樹だったが、突如自宅療養に切り替え、退院することに。1カ月後、祐樹は急死。犬養は告別式に参列するが、そこで奇妙な痣があることに気が付く。(Amazonより抜粋)刑事犬養シリーズ。『カインの傲慢』の続編です。シリーズ物ですが、これまで全作読んでいて印象もすごく良かったのですが、今回はちょっと物足りなさを感じました。中山七里さんと言えば「どんでん返し」という印象なのですが、今回はそれも感じず、犯人も、動機もしっくりこなかったです。次回作に期待します。