メゾン・ド・ポリス 2 [和書・翻訳書を読む]
警視庁柳町北署管内の歩道橋で、男性の転落死体が発見された。新人刑事ひよりは、メゾン・ド・ポリスに住む元刑事のおじさんたちに呼び出され、住人・藤堂の元妻で美人鑑識課員の杉岡も巻き込んで捜査をする羽目に。さらにひよりは、捜査一課の間宮からメゾンの雑用係・惣一郎の「観察」を命じられてしまう。やがて明らかになる警察の闇。そのとき、ひよりとおじさんたちがとった行動とは?かつてない警察小説、怒涛の第2弾!(Amazonより抜粋)退職刑事シリーズ。『メゾン・ド・ポリス 1』の続編です。既に何冊も出ているので、お父さんの話はけっこう引っ張るかと思ったら、けっこうあっさりと解決しましたね。この後おじさん達との関係がどうなっていくのでしょうか。
イニシエーション・ラブ [和書・翻訳書を読む]
目次から仕掛けられた大胆な罠、全編にわたる絶妙な伏線、そして最後に明かされる真相…。80’sのほろ苦くてくすぐったい恋愛ドラマはそこですべてがくつがえり、2度目にはまったく違った物語が見えてくる…。(Amazonより抜粋)どんでん返しが盛大に宣伝されていたので、「大胆な罠」が大胆過ぎて面白さ半減でした。わたしは短時間で読んだのであまり引っかからなかったのですが、せっかくの種明かしも別の意味(人にしたことが自分に返ってきた)に聞こえる可能性があるので、読者がネタバレサイトで確認しなくてもちゃんと本の中で完結できるような構成だと良かったなと思いました。最後から二行目(「絶対に先に読まないで!」と注意書きまである)にこだわり過ぎた印象。
映画化されているのですね。観てみます。
警視の謀略 [和書・翻訳書を読む]
ロンドンの主要駅で爆破テロが発生。キンケイド警視は、使用予定だった発煙筒が、何者かによって手榴弾にすり替えられたため爆発が起きたことを突き止める。誰の謀略か。爆死した実行犯の周辺を捜査する中で、ある男の存在が浮かぶ。なぜか警察のデータベースにない男の正体とは。衝撃の真実に戦慄せよ! (Amazonより抜粋)警視シリーズ。『警視の哀歌』からの続編。一時期興味が薄れていたのですが、前々作から面白くなってきて、今回も面白かったです。左遷になって新しい登場人物もたくさん出てきたので、これからさらに話が膨らみそうですね。次作も楽しみです。家族や友人との関係が忘れつつあるので、時間のある時に読み直したいですね...と前作の感想ですでに書いてありました。